2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

病気のときは

水分を多めに摂って、暖かくします。テレビなども見ないで大人しくしていましょう。 微生物の繁殖を抑えるために、体の中で炎症反応が起こります。発熱すると、血管を縮めて熱を貯めようとしますが、体の各部位に負担をかけてしまいます。現代の恵まれた環境…

風邪の治療

一般的な流れですが、①ウイルスに感染すると、喉が腫れ、熱が出て、頭や関節が痛くなります。免疫反応の影響です。②2.3日すると熱は下がり、痰や鼻汁が粘稠になってきます。傷ついた組織に細菌が繁殖しています。③無理をして休まなかったりすると、風邪をこ…

風邪の話

風に邪が入ると風邪をひきます。 元気な人なら葛根湯を飲めばよろしい。 正々堂々と勝負する形です。 ですが、少々こちらが不利な場合があります。基礎体力がない場合や、炎症が強い場合です。 その時は炎症を抑えたり、水の調整が必要となったりします。 易…

肺のはなし。

ヨガもそうですが、東洋医学では呼吸を重視します。 漢方では虚証と実証があります。 気力、体力が充実している人には薬でも、そうでない人には毒となる。 声が大きいことが肺の実証の証となります。 現代では、肺は時々深呼吸しないと縮んでいってしまうこ…

気のはなし。

さて、「元気」という言葉があります。文字通り祖先から代々受け継ぐもので、腎に宿ります。 「英気を養う」という言葉があります。おそらくもともとは「営気」で、他の命を「いただく」ことで胃から取り入れます。 肺は外気を取り込み諸気を全身に行き渡ら…

ブログはじめました。

漢方の話。 乾林堂はもともと祖先が塩谷町の道下というところで漢方医をしておりました。 漢方、漢字などと言うように、漢の時代に今の中国の基礎がつくられました。 よって、「易経」の考え方がベースとなっております。 「易」は占いですから、結果のみを…