風邪の治療

一般的な流れですが、①ウイルスに感染すると、喉が腫れ、熱が出て、頭や関節が痛くなります。免疫反応の影響です。②2.3日すると熱は下がり、痰や鼻汁が粘稠になってきます。傷ついた組織に細菌が繁殖しています。③無理をして休まなかったりすると、風邪をこじらせ、肺炎などをおこしてきます。

 

よって、①ひきはじめなら葛根湯。ウイルスに対する治療薬はなく、症状を抑える対症療法として、ロキソニンまたはカロナール。咳ならカフコデ。痰を出しやすくする去痰剤をメインに使っています。②細菌には抗生剤が有効なので、場合によっては使用します。耐性菌の問題など社会的な要因で最低限使用しています。