気のはなし。
さて、「元気」という言葉があります。文字通り祖先から代々受け継ぐもので、腎に宿ります。
「英気を養う」という言葉があります。おそらくもともとは「営気」で、他の命を「いただく」ことで胃から取り入れます。
肺は外気を取り込み諸気を全身に行き渡らせます。
経絡を通り、肝に至るという解釈です。
経絡には、井戸のように気の湧いているところがあり、「ツボ」とよばれています。
現代では、腎臓は血管の集合体で、全身の血管の状態を反映することから、「腎が寿命を決める」と言われています。
腎が衰えたときには牛車腎気丸などが適応となります。